こんにちは!お久しぶりになります、伊佐です!

大変お待たせいたしました。想望でございますっ(*゚▽゚*)
さっそくネタバレ満載で感想などを書き連ねていきますねん。

※この記事は2014年前半に書かれたものです。諸事情により投稿時期が遅くなってしまいました

想望三國志 第壱計 諸葛亮 





じゃん!!きれいなイラストですよね~
個人的に三国志といいますと無骨なイメージがあるのですが、こちらはとっても美麗です。
色彩も素敵。 
以前こちらのブログでも紹介いたしました完璧Freedomと同じイラストレーターさんです。 
(過去記事にとびます)


この想望三國志という作品は「悲恋」がひとつのテーマになっているようなのですが、看板に偽りなしですね!
ハッピーエンドにはなりません。

それでも 辛いことばかりでなく、ほんのりささやかな幸せをかみ締めることができる仕上がりです。
歴史的な要素もちょこちょこと出てきますし、三國志の舞台をうまく使いながらRejetらしさも感じられるという
そんな感想を持ちました!

以下、感想になります↓↓



はじめに歴史的舞台のモノローグから始まります。(終始しゃべっているのは1人ですがww)
緑川さんのいい声+BGMで非常にムードがあります。この作品はBGMが本当に美しいです。

そして主人公との出会いのシーンですが、
戦に巻き込まれ、どろっどろで、天涯孤独になってしまった彼女を見て
諸葛亮サマはなんと思ったかというと

諸葛亮:しかしあの横顔、悪くありませんね・・・・・・磨けば光る逸材かも知れません(5:15~)

はい。ゲスいですね(笑)
その後はなんだかんだ復讐の術を教えると丸め込んで主人公ちゃんを城に連れて行っちゃいます。
終始論理的でクールに主人公ちゃんには接するので、糖度ゼロなのは前半の仕様です!



お城につれてこられた主人公ちゃん。
諸葛亮さまの命令によって湯浴みをすることに・・・もちろん諸葛亮さまと一緒に☆

服を脱げといわれて、ためらう主人公ちゃんに”いやなら出て行けばいい”と言い放つ諸葛亮さま。
脱ぐか死ぬかの究極の選択を前に、生きねば!!と服を脱ぐ主人公ちゃん。

ここからは諸葛亮さまに洗ってもらいながら、身の上話をするのですが、
諸葛亮さまは仕える劉備さまの話ばっかりします。笑
そして劉備さまには主人公ちゃんを小姓だと紹介するといい、泥の詰まった爪じゃ劉備さまに失礼!
ときれいきれいするのです。

想望の主君ではないキャラたちの忠誠心の強さ、すごく妄想力を刺激していい感じです。

主人公ちゃんの身の上話を聞きながら慰めたり相槌を打ったりしながらじわじわと距離をつめる諸葛亮さまのホストばりの人心掌握腹黒トークもたまりません。

そしてきれいになった主人公ちゃんにむけて放つ諸葛亮さまの一言がこちら

諸葛亮:んっふふ・・・・・・すばらしい!均整のとれたからだですね。 やせ気味なので、著しく色気にはかけますが、滋養のある食事をとり訓練をすれば、まあ許容範囲内です。
あなたのこの顔と体さえあれば、刀を手に取るよりもよほどいい復讐の術がありますよ。(9:25~)

ゲスです。
もはや完全に趣味の世界です。
主人公ちゃん完全に貞操の危機です。



ここはエロなしです。甘さもゼロです。
勝手に掃除して怒られたり、お茶の入れ方に文句つけられたりします。(あれ、なんかデジャブ・・・・・・)



夜にまた来なさいといわれ諸葛亮さまのお部屋にきた主人公ちゃん。
具体的な復讐の術()を授けるといいながら服を脱がせ、ご褒美といいながら媚薬効果のある香を焚き、
えろい声で
あなたを私の手でどのように変えていきましょうか。
淑女と娼婦の顔を併せ持つ女か、あるいは危険とわかっていても手を出さずにはいられない毒婦か……(3:26~)


なんて言ってきます。しかもここから一気にペチャペチャちゅっちゅいいはじめるのでそわそわします。
もちろん主人公ちゃんは抵抗できません。




そんなこんなで前半はあんまり史実と関係なく、主人公と諸葛亮さまの関係のみにフォーカスが当てられています。
いつもどおりつっこみどころ満載です。
しかし、後半はそこに「赤壁の戦い」という映画にもなったような史実をからめ、三國志の名に恥じぬ仕上がりとなっております。(ちょっぴり感動もあります)
気になった方にはぜひ!!手に取っていただきたいです!!

後半はぜひご自身でお確かめください☆


最後までお読みいただきありがとうございました 伊佐